Fender Custom Shop MBS 1969 Stratocaster with Josefine Campos Hand Wound PU Relic Black Master Built by Paul Waller 2014

この商品は売却済みです。

Fender Custom ShopのマスタービルダーであるPaul Wallerが木材の選定から組み上げまで行ったMaster Built 1969 Stratocaster Relic Black by Paul Wallerです。ピックアップビルダーのJosefine Camposがハンドワウンドを行ったピックアップを搭載しています。

Paul Wallerは14歳の時に初めて父親と一緒にギターを製作しました。その後Paul Wallerはギター製作への興味を持ち経験を積むためにアメリカ・アリゾナ州にあるロベルト・ベン・スクール・オブ・ルシアリーでアーチトップギター製作を学び2003年にFenderに入社します。入社後の2年間はアーチトップギタールシアーとして名高いRobert Benedettoと共に働き、Todd KrauseやYuriy Shishkovを始めとするマスタービルダーを師に持ち、技術を高め2010年にマスタービルダーに就任しました。近年ではChar氏のシグネイチャーモデルCharizmaやMustang Free Spirits プロトタイプの製作を行っています。また、2016年のNAMM SHOWではCARD BOARD STRATという段ボール材で製作したストラトキャスター等ユニークなギターも手がけています。

Paul Wallerはギター製作において弾いた時のフィーリングを重視しており、ネックシェイプとジョイント部は徹底した作り込みを行っています。本機もジョイント部の精度が高くタイトな仕上がりになっており、ネック、ボディ全体で音が鳴っていることが感じ取れます。ネック材はメイプルを採用し、指板Rは9.5インチを採用しています。フレットにはJim Dunlop 6200(Medium)と同様サイズの物を使用しており、同メーカーのヴィンテージ・リイシューモデルでよく採用されているフレットサイズです。

ピックアップには皆さんご存知Fenderのハンドワウンド ピックアップビルダー、アビゲイル・イバラの後任者Josefine Camposが製作したFender Custom Shop Josefine Campos Handwound Pickups を搭載しています。サウンドには芯があり綺羅びやかな高音域を併せ持ち、輪郭がはっきりとしています。太くヌケの良い中音域も「もうちょっと太いサウンドが欲しい」というストラトユーザーの声にも気に入っていただけそうなサウンドです。

また、Relic加工を施したPaul Wallerは「Relic加工は決してやりすぎず、大切に愛用していく中で付いた傷を再現する」というこだわりを持ち加工を行っています。元々Relic加工が施された個体ですので判断が難しいですが、これまで当店で扱ってきたRelicが施されたギターの資料、FenderやPaul WallerのRelicギターと見らべても使用感は少なく綺麗な状態だと判断しています。また、使用に伴うフレットの減りもほぼない為、あまり使用されていなかった個体だと判断しています。電装系の状態も良好です。トラスロッドは順反り、逆反り方向に余裕がある事が確認できています。Relic具合を崩さないようにクリーニングやセットアップを行っています。

Body：Alder
Neck：Maple/Maple
Neck Shape：C
Fingerboard Radius：9.5inch
Fret：21F
Pickups：Fender Custom Shop Josefine Campos Handwound Pickups
Control：1-Volume、2-Tone、5-Way PU Selector
Date：2014
Weight：約3.2kg

付属品：純正ハードケース、アーム、認定書他