Martin D-41 1972
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1972年製のMartin D-41です。同年代のD-45が100万円を超える中、まだそれほど高額になっておらずコストパフォーマンスに優れたヴィンテージです。
本機のD-41は、Martinの中で人気があり定番となっているD-28とMartin Guitarの最高峰として知られるD-45を掛け合わせたモデルです。構造は高級アコースティックギターの基となっているD-28の構造を採用し、D-45のようなアバロン・ヘキサインレイやアバロン・バインディングを施した一本です。ボディトップはD-45と同様にジャーマンスプルースを使用しており、シトカスプルースと異なり経年変化で飴色になって行くのが特徴です。ブレーシングにはスキャロップ加工を施しておらず、張りのあるサウンドを可能にしています。サイド・バックにはローズウッドを使用しています。ネックにはマホガニーを使用しボリュート部にMartinの独自形状であるダイアモンドボリュートを採用しています。また、ネックシェイプはソフトVシェイプです。ペグにもD-45と同様のGroverパテント入りペグを使用しています。サウンドは綺羅びやかで倍音が良く出ていますが、低音域もバランス良くなっており、まとまりのあるサウンドを得られます。ストラップピンを搭載してあるのでスタンディングでの演奏を行えます。
約45年前の個体の為、塗膜にウェザーチェック等が見られますが、全体の雰囲気とマッチしており、よいヴィンテージ感を醸し出しています。フレットの減りの少なく、ネックの状態も良好です。またクリーニングやセットアップを行っているのですぐにお使いいただけます。
Body Top:German Spruce
Body Side:Rosewood
Body Back:Rosewood
Neck:Mahogany
Neck Shape:Soft V
Fingerboard Radius:16inch
Number of Fret:20F
Date:1972
Weight:約2.2kg
付属品:純正ハードケース
※楽器背景のハードケースは撮影用です。